端午節(端午の節句、今年は6月10日)に合わせて今月8日から10日にかけて3連休となった中国。香港・澳門(マカオ)特別行政区では、自家用車で広東省に「北上」して、休暇を楽しむというのが人気となった。港珠澳大橋(香港・珠海・澳門<マカオ>大橋)出入境検査所の統計によると、8日から10日(午後1時まで)の間に、同検査所をから出入境した旅客の数は延べ22万7000人、車両は延べ4万2000台以上に達し、端午節に合わせた連休としては、検査所設置以来、いずれも過去最多数を記録した。羊城晩報が報じた。
広東省珠海市で中国の伝統文化を取り入れた「国風」のコンサートに参加したり、仏山市で激戦が繰り広げられるドラゴンボートレースを観戦したり、広州市で没入型の「新中国スタイル」の旅行を体験したりと、今年の端午節3連休は、中国の伝統が強調された各種アクティビティが続々と登場し、広東省に自家用車で「北上」してきた香港・澳門特区の住民の間で大人気となった。10日午後1時の時点で、出入境検査所を通過した香港・澳門特区の住民の数は前年同期比153%増の延べ16万4000人に達した。うち、香港特区の住民が延べ12万5000人以上に達し、全体の54.7%を占め最も多かった。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年6月12日