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バドミントン男子シングルス世界ランキングで石宇奇選手がトップに

13:30, June 13, 2024 人民網日本語版

 資料写真:試合中の石宇奇選手(撮影・安源)。

資料写真:試合中の石宇奇選手(撮影・安源)。

世界バドミントン連盟(BWF)が今月11日に発表した最新の男子シングルス世界ランキングにおいて、中国の石宇奇選手が、デンマークのビクター・アクセルセン選手を抜いてトップに立った。中国の選手が男子シングルスでランキングトップに立つのは、諶龍選手以来、8年ぶりとなった。中国新聞網が報じた。

石宇奇選手は6月初めのシンガポール・オープンで、同じく中国の李詩灃選手を破り優勝。1万1000ポイントを獲得して、世界ランキングトップのビクター・アクセルセン選手と3055ポイント差にまで迫った。そして、ビクター・アクセルセン選手が先週、体調不良のためインドネシアオープンから撤退し、石宇奇選手がランキングトップに躍り出ることになった。

BWFの取材に対して、石宇奇選手は、「とても嬉しい。キャリアにおいて小さな一里塚となった。でも、今後もやるべきことをしっかりしていく。世界ランキングは1つの数字に過ぎず、一番大事なのは試合」と語り、兜の緒を締めた。

石宇奇選手にとって、パリ五輪前に世界ランキングトップになったことは、大きな自信につながるに違いない。そして、バドミントンファンにとっては、パリ五輪での石宇奇選手のパフォーマンスに対する期待は高まるばかりとなっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年6月12日