アルゼンチンやブラジル、コロンビア、ペルーなどから来た記者からなるラテンアメリカ諸国メディアチーム一行が今月23日、四川省成都市蒲江県甘渓鎮にある明月村を訪問し、無形文化遺産である伝統的な藍染めを体験し、現地の奥深い郷土文化を体験した。
伝統的な藍染めに使われている染料は、板藍根から抽出された天然100%の植物の色素で、その染色技術の起源は秦・漢の時代(紀元前221年-220年)にまで遡ることができ、2千年の歴史を誇る。
現地の職人の指導の下、ラテンアメリカ諸国メディアチームの記者たちは、布を束ね、染液に布を浸し、布を水洗いして、天日干しするといった全てのステップを体験し、各種特色あるオリジナル作品を作り上げていた。そして、その東洋の絞り染めの技法を、自国の視聴者にうれしそうに紹介していた。
農村振興を実践する明月村は近年、無形文化遺産の活用を重視し、特色ある文化ブランディングを通して、注目を集め、農村振興、発展のモデルケースを作り上げている。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年9月24日