貴州省黔東南苗(ミャオ)族侗(トン)族自治州凱里市にある苗侗風情園で今月1日、オリジナリティあふれる「村ランウェイ」が設置され、ファッションショーが開催された。ショーのモデルは地元の少数民族の人たち。普段は農作業をしている少数民族の人たちはこの日、農具などを置いて、伝統衣装を身にまとい、市民や観光客の拍手喝さいを浴びながら、ランウェイを颯爽と歩いた。人民網が報じた。
凱里市にUターンした苗族のデザイナー楊春林さんは今年7月、貴州「村ランウェイ」をテーマに、地元ならではの民族の特色あふれるファッションショーを立ち上げた。苗族の伝統的な刺繍や銀細工、無形文化遺産に指定されているご当地グルメ、農具などがランウェイに登場し、現地の人々の好評を博した。村の人々も伝統的な民族衣装を身にまとってランウェイを歩き、「貴州村ランウェイ」の誕生となった。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年11月4日