習近平総書記「『一帯一路』共同建設の質の高い発展を全面的に推進」

習近平中共中央総書記（国家主席、中央軍事委員会主席）は2日、北京で開催された第4回「一帯一路」建設活動座談会に出席し、重要談話を発表した。習総書記は「現在の厳しく複雑な国際環境の下、『一帯一路』（the Belt and Road）共同建設の質の高い発展の推進にはチャンスと試練が併存しているが、全体的にはチャンスが試練を上回っている。我々は戦略への自信を揺るぎないものにし、戦略の揺るぎなさを保ち、果敢に責務を担い行動し、『一帯一路』共同建設のさらに明るい未来を切り開く必要がある」と強調した。新華社が伝えた。

習総書記は「『一帯一路』共同建設は、すでに質の高い発展という新たな段階に入っている。『安定を維持しながら前進』という取り組みの総基調を堅持し、新たな発展理念を完全で正確かつ全面的に貫徹し、新たな発展構造の構築を加速し、人類運命共同体という旗印を高く掲げ、『共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う』『開放、グリーン、クリーン』『高水準、民生重視、持続可能』という指導原則を堅持し、『一帯一路』の質の高い共同建設に向けた8つの行動を指針として、相互接続を主軸とし、質の高い発展と高水準の安全の結合、政府による誘導と市場による運営の結合、科学的配置と動態的最適化の結合、量的成長と質的向上の結合を堅持し、インフラという『ハード面の連結』、ルールや標準という『ソフト面の連結』及び共同建設国国民の『心の連結』を統合的に深め、重要な象徴的プロジェクトと『小規模だが素晴らしい』民生プロジェクトを統合的に推進し、伝統分野の協力の強化と新興分野の協力の着実な開拓・拡大を統合的に計画し、『一帯一路』の質の高い共同建設を推進するメカニズムを整備し、より高水準で強靭性のある持続可能なウィンウィンの発展の新たな空間を不断に開拓・拡大する必要がある」と指摘。

「『一帯一路』の質の高い共同建設を推進するメカニズムの構築を重点的に推し進め、『一帯一路』共同建設協力計画を統合的に管理するメカニズムを整備し、『ハード面の連結』『ソフト面の連結』『心の連結』を協調的に推進するメカニズムを整備し、産業チェーンとサプライチェーンの実務的協力のメカニズムを整備し、新興分野の国際交流・協力メカニズムを整備し、投融資の多元的保障メカニズムを整備し、リスクを防止・コントロールする国内外連携メカニズムを整備し、海外における利益確保メカニズムを整備し、高水準の国際伝播メカニズムを整備し、クリーンなシルクロード協力メカニズムを整備し、『一帯一路』の質の高い共同建設の安定した持続的な発展を推進する必要がある」と強調した。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年12月3日