貴州省黔東南苗(ミャオ)族・侗(トン)族自治州従江県の加榜棚田では、銀製の装飾品の触れ合う音がシャラシャラと鳴り響き、棚田の曲線を活かした「ランウェイ」の上をモデルが歩いていた。4月26日、加榜棚田ファッションショーが加榜棚田で開かれた。人民網が伝えた。
棚田に設けられた「ランウェイ」を歩くモデルは、苗族の伝統的服飾品と現代のファッションデザインの融合を体現していた。モデルを務めたのは同村の村民たちで、民族衣装を着て、手には自宅にある農機具を持ち、観光客に農耕文化の魅力を十分に伝えた。モデルが一歩進むごとに文化とトレンドが織りなす独特のリズムが会場を包み込み、「民族的なものはファッショナブル」という文化的自信を発信していた。(編集KS)
「人民網日本語版」2025年4月29日