西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)市にある布達拉(ポタラ)宮は、標高3700メートルを超える紅山(マルポリ)の頂にそびえ立っている。ここは、世界で最も標高が高く、規模が大きく、保存状態が最も良い宮殿建築であり、古さと若々しさを兼ね備えている。「日光の都市」と呼ばれる拉薩市の中心に位置し、四季の移り変わりとともに独特の魅力を放っている。中国新聞網が伝えた。
春が来ると、周辺のヤナギの古木が芽吹き、竜王潭公園ではアンズの花が咲き、赤と白の宮殿の壁と美しいコントラストを見せる。夏には、緑豊かな木々が茂り、色とりどりの花が咲き乱れ、雨上がりの虹が幻想的な雰囲気を添える。秋になると、黄金色のイチョウと燃えるような赤いカエデに囲まれ、荘厳で厳粛な雰囲気に包まれる。冬には、白い雪に覆われ、まるで氷の城のように清らかで神聖な姿を見せる。(編集KM)
「人民網日本語版」2025年8月21日