フィルムメーカーの中国楽凱(ラッキー)集団は、中国の「第1次五カ年計画」の重点プロジェクトとして1958年に河北省で設立された保定映画フィルム工場を前身としている。初の白黒映画フィルム、初のカラー映画フィルム、初の白黒フィルムがここで生み出されるなど、同社は数々の「中国初」を生み出してきた。フィルム全盛の時代には、コダック、富士フイルムとともに「三つ巴」の競争を繰り広げ、「中国のフィルム王」と称えられた。その後、フィルム時代の終焉とともに楽凱は生産を停止していたが、先ごろカラーフィルムの生産が再開され、復活を遂げた。中国新聞網が伝えた。(編集KM)
「人民網日本語版」2025年8月22日