今年の秋の新学期スタートを控え、海南省洋浦経済開発区で8月23日、中国初となる海外の大学による単独運営プロジェクト「海南ビーレフェルト応用科学大学(略称・海南比科大)」の永久校舎の利用が始まり、第一期生となる新入生を迎えた。中国新聞網が伝えた。
海南比科大は、ドイツの公立大学が中国大陸部で初めて運営する高等教育機関となる。2023年9月に開校し、過渡期は海南陵水黎安国際教育イノベーション試験区で運営されていた。今年8月中旬に正規キャンパスへ移転し、「コンピュータサイエンス/テクノロジー」、「電子情報科学/テクノロジー」、「経済工学」、「物流工学」の4専攻科が設けられる。この正規キャンパス第一期の占有面積は約20ヘクタール、投資総額は10億4000万元(1元は約20.6円)で、ウェルカムセンター、公共教室棟、実験・実習棟、学生センター、学生寮、教員用宿舎、運動場などの施設を備え、2500人以上の学生を収容することができる。(編集KM)
「人民網日本語版」2025年8月25日