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新インフラ整備が配置を加速 粤港澳大湾区の発展に力 (3)

新型コロナウイルス感染症の流行中に、すでにプロジェクトの第1期建設を終えた横琴先進スマートコンピュータープラットフォームは、国の呼びかけに応えて、広東省の関連する科学研究機関にAI計算資源を無償で提供し、処理能力というパワーを通じて、ウイルスの発生源研究やワクチンの開発、医薬品の開発などの科学研究活動を支援し、科学研究機関の開発周期が短縮されるよう後押しした。

横琴先進スマートコンピュータープラットフォームの高性能の処理能力を活用して、南棲仙策(南京)科技有限公司が構築したウイルス予測モデルは、感染症の60日間予測が可能で、患者のデータがあれば、潜在的な感染者数や接触感染率など未知の要素を導き出すこともでき、感染症対策を補助するものとなる。

南方スマート産業研究院の司暁専門家委員は、「新インフラ整備の国家戦略を受け入れる過程で、粤港澳大湾区は市場メカニズムをより重視した基礎的役割と現代化経済体系の構築が必要だ。民間経済、特にインターネット科学技術企業の力を動員することがより必要となり、制度の刷新によって科学技術ベンチャーに優遇措置を与え、社会の富を生み出す源泉から富が十分にわき出るようにしなければならない」と述べた。

広東省粤港澳大湾区建設推進指導チーム弁公室の関係責任者は、「広東省は相互接続に焦点を当ててインフラ基盤を強化し、大湾区のインフラの『ハード面での接続』とメカニズムの『ソフト面での接続』の推進に力を入れる。同時に、広東、香港、マカオ3エリアの協調協同発展新モデルを模索し、高い標準に基づいて広東自由貿易試験区を建設し、南沙、前海、横琴の3大重点協力プラットフォームの構築を加速させ、科学技術イノベーション、産業集積などの面でのブレークスルーに重点を置き、モデルエリアを作り上げていく」と述べた。(編集KS)

「人民網日本語版」2020年5月25日