オーストラリアのアルバニージー首相が12日に上海に到着し、7日間にわたる中国訪問を開始した。豪州メディアによれば、今回の訪問は同国首相の中国訪問として最も長期にわたるものだ。 広東外語外貿大学国際関係学部の周方銀教授は「今回、アルバニージー首相が再選後間もなく訪中したことで、豪中関係や両国の経済・貿易協力を重視する姿勢が示された。米国の同盟国であるオーストラ…
7月13日に行われた「中米ピンポン外交54周年記念ならびに中米卓球友好交流イベント」の様子(撮影・邱晨) 中米「ピンポン外交」54周年記念ならびに中米卓球友好交流イベントが13日、米国ネバダ州ラスベガスで開催された。卓球の国際大会「WTTグランドスマッシュ」のひとつとなる「USスマッシュ」に出場中の中国選手達が地元のコミュニティを訪れ、米国代表選手や地元の卓…
王毅中共中央政治局委員(外交部部長)は14日に北京で、マルタのボージュ副首相兼外務・観光大臣、英国のパウエル首相補佐官(国家安全保障担当)、インドのジャイシャンカル外務大臣とそれぞれ会談した。新華社が伝えた。 マルタのボージュ副首相との会談で、王氏は「中国は、マルタと互いの核心的利益と重大な懸念に関わる問題で約束を堅守し、互恵協力を深めることを望んでいる。…
国防部(省)の蒋斌報道官は14日、最近の軍事関連の問題について質問に答えた。 【記者】日本政府関係者によると、日本はフィリピンに、「あぶくま」型護衛艦6隻を輸出する計画だ。これには「中国の海洋進出」に対応する狙いがあるとの分析がある。これについてコメントは。 【蒋報道官】我々は一貫して、関係国間の防衛・安全保障協力は第三国を標的にしたり、第三国の利益を損なっ…
上海協力機構(SCO)外相会議が15日に天津で開かれ、王毅中共中央政治局委員(外交部部長)が議長を務めた。新華社が伝えた。 王氏は「現在、百年間なかった大きな変化が加速し、激動と変革が交錯し、共振している。世界の多極化と経済のグローバル化がさらに進行し、グローバル・サウスが強大化しつつある。その一方で、逆行的な覇権主義と強権主義、保護主義が台頭し、地域紛争が…